「またピアノを弾きたい」と思いたって再び鍵盤に向かうとき、そこには少しの勇気や期待、そして「続けられるかな」という不安もあるかもしれません。
ピアノを再開した方とお話ししていると、「昔みたいに弾けない」「思ったより指が動かなくて」——
そのようなお声をよく耳にします。
でも同時に、「前より音がよく聴こえるようになった」「少しずつ弾けるようになるのが楽しい」というお言葉もたくさん届きます。
今回は、そんな生徒さんを見ていて気付いたことを少しだけお話したいと思います。
①ピアノを奏でることへの意識の違い
ピアノレッスンをオンラインで再開された皆さんを見ていて思うのは、“できること”よりも“感じること”が増えているということ。
学生の頃は「上手に弾く」が中心だった人も、今は音を味わったり1曲を大切に仕上げたり…
音楽との関わり方がやわらかく、深くなっているように思います。
②小さな目標を立ててみる
再開してしばらくすると、「この先どう続けようかな」という不安のような思いを抱かれる方も少なくありません。
「ピアノを弾くのは楽しいけれど、自分はどうしていきたいのか」そんな率直な思いをお話してくださる生徒さんもいらっしゃいます。
まずはそのお気持ちをお話くださったことが、私はとてもうれしいです。
そして、たくさん話し合います。
その時の生徒さんの生活スタイル・リズムなどで答えは変わってきますが、「小さな目標を立ててみる」というのもおすすめです。
たとえば、
どんな目標でもかまいません。
「月に1曲は仕上げる」 「好きな映画音楽を弾けるようになる」 「弾きたい曲リストを作る」
“これができたらうれしい”という気持ちが、次の練習への原動力になります。
無理に頑張るよりも、「今日はここまでできたな」と感じられる小さな積み重ねを大切に。
③音楽を“暮らしの一部”にする
ピアノは、忙しい日々の中で自分に戻れる時間をくれる存在です。
短い時間でも、好きな曲を数分弾くだけで心が整うことがあります。
レッスンの時間がリズムをつくり、音が日常に溶けていく——
そんなサイクルができてくると、ピアノが特別な「趣味」から、
生活の中に根づいた「習慣」へと変わっていきます。
④過去のレッスンを思い出してみる
子供の頃ピアノレッスンを受けていた際の記憶が、これからのヒントになることが少なくありません。
「なぜあの時嫌になってしまったのか」「本当はこんな曲が弾いてみたかった」など、昔の自分が今の自分に教えてくれることがあることを生徒さんを見ていると感じます。
最後に
「再開してみて、やっぱりピアノが好きだな」と思えたなら、それが何よりの第一歩です。
自分らしく、ピアノとつき合う時間や方法をぜひ一緒に育てていきましょう。
次回からは、再開した方がさらに楽しめる“目標の立て方”や“好きな曲を弾けるようになるステップ”について、少しずつご紹介していく予定です。
焦らず、比べず、自分のペースで。
体験レッスンでお待ちしています^^
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