「いつかこの曲を弾けるようになりたい」
そんな憧れがあると、練習の時間がぐっと楽しくなります。
でもいざ楽譜を開いてみると、
「難しそう…」
「手が動かない…」
そんな風に感じることもあるかもしれません。
ピアノを再開した大人の方にとって、
「弾けるまでの道のり」をどう作るかは、上達と継続の鍵になります。
好きな曲を無理なく形にしていくためのステップを、やることリストの形でご紹介します。
①楽譜を選ぶときは「今の自分」に合ったアレンジで
同じ曲でも、やさしいアレンジから原曲に近いものまでいろいろな楽譜が出版されています。
最初は「少し簡単すぎるかな?」と思うくらいがちょうど良いです。
曲の雰囲気を感じながら通して弾けると、自信がつきます。
慣れてきたら少しずつレベルアップしていくと、無理なく“原曲に近づく喜び”を味わえます。
②いきなり通して弾かず、分解して練習する
「最初から最後まで通して弾こう」とすると、途中でつまずいて疲れてしまいがちです。
おすすめは、小さく区切って進める練習。
たとえば、
・右手だけ・左手だけをゆっくり確認
・難しい1小節を“指の体操”のように繰り返す
・1段ごとに「ここまでできた!」を積み重ねる
こうして小さな達成感を積み重ねていくと、
“できた”がモチベーションになり、次の部分にも自然に取り組めます。
③部分練習と通し練習をバランスよく
曲を完成させていく時、部分練習は有効的でとても大切な練習方法です。
それにプラスして、ゆっくりで良いので曲全体を通して弾く時間をとりましょう。
通してみると、「つながりがわかって楽しくなった」「前より滑らかに弾けた」などの成長を感じやすくなります。
上達の実感は、練習を続ける一番の力です。
④録音や動画で“自分の音”を聴いてみる
勇気がいりますが、録音や動画で自分の演奏を聴くと新しい気づきがたくさんあります。
弾いているときには気づかないテンポや強弱の変化も、聴き返すと客観的に見えてきます。
「ここ、前よりよくなってる!」と感じられた瞬間が、次のステップへのご褒美です。
⑤完成を“通過点”として楽しむ
1曲弾けたら、まずはその曲を味わう時間を持ってみましょう。
テンポを変えて弾いたり、少しアレンジを加えてみたり。
同じ曲でも弾き方を変えるだけで、音楽の表情は何通りもあります。
「弾けるようになった曲を育てる」ことで、ピアノがより深く、自分のものになっていきます。
最後に
好きな曲を弾けるようになるまでの道のりは、
“できるようになる”よりも“続けていく中で見つける楽しさ”のほうが大切です。
焦らず、自分のペースで。
少しずつ弾けるようになっていく過程そのものが、音楽のよろこびです。
ゆっくり続けていきましょう
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